非常に多くお問合せを頂く中に「アルミの角深絞りは出来ますか」と言うご質問があります。
当社は単純な丸形状の深絞りだけではなく、少し加工が難しいアルミの角深絞りにも対応します。
実績としてはこの画像のような形状や円筒状の深絞りがありますが、ステンレスと材料特性が異なる為、若干ノウハウが必要になる加工です。
材質に関しては1000番台の比較的柔らかいものから、自動車用の部品になると5000番台の高度のあるアルミ材を使用することもあります。
アルミの深絞りに対応する金属プレス部品の加工メーカーで特に大きなサイズに限定した場合、加工を請負う工場はそこまで多くありませんので、やはりこちらも燕三条地域に案件が集中します。
更に、油圧の400tから800tの大型機械を使用する部品となると、プレス加工は勿論ですが、金型設計をする加工メーカーも限定されてしまいます。当社に多くの案件が集中するのはそのサイズにも対応できる金型設計と大型プレス機械のラインナップが関係しています。
アルミの深絞り、特に大型機械を必要とする絞り加工の場合、金型メーカーもプレス加工メーカーも限定されるため、溶接工法にてつなぎ合わせて部品を作られていたお客様から、溶接部の細菌対策や溶接工数を削減したい為深絞りで一体成形することは出来ないかというご相談も多く頂きます。
形状や材質により加工が困難なアルミの角絞りではありますが、最適なご提案をさせて頂きますのでまずはご相談ください。